バイナリーオプション取引はどうやって勉強したら良い?5つの勉強法をご紹介

バイナリーオプション取引、みなさんの勉強方法はなんですか? 本やネット、デモトレードなど手段はいろいろですよね。上がるか下がるかだけなら、勉強なんてしなくても当たれば儲けもの、という方も中にはいらっしゃるかもしれません。

でも、もしこの先の値動きが予測できるようになったら、勝ちが増えていくと思いませんか? 自分に合った勉強方法が見つかるだけで、勝てる回数が増えていくのは面白いものですよね。

今回は、バイナリーオプション取引の勉強方法を5つご紹介します。

 

バイナリーオプションの勉強法にはどんなものがあるのか?

今回は、5つの勉強法を取り上げてみました。詳しい説明は後半でご紹介します。

  1. ブログやSNSを読んだり、動画を見る
  2. 本を読む
  3. デモトレードをする
  4. トレードノートをつける
  5. 過去のチャートを見て検証する

 

バイナリーオプションは何を勉強するの?

分厚い本を読んで勉強するにしても、ネットでむずかしい言葉に頭をひねりながら勉強するにしても、結局何を知るために勉強するのかが分からないとつらいですよね?

バイナリーオプション取引で勝てるようになるということは、チャートの値動きが予測できているということです。この先、上昇するのか下降するのか、それがわかるようになるために勉強します。

 

国内と海外の業者で勉強することは違うのか

バイナリーオプション業者には、国内と海外がありますが、勉強することは違うのでしょうか? 2つの違いを比較してみます。

国内のバイナリーオプション業者

  • 取引方法 … ラダー取引(判定時間のレートが目標レートの上か下か)、レンジ取引(上下の目標レート内に収まるか収まらないか)
  • 取引時間 … 2時間ごと
  • 取引回数 … 12回 / 1日
  • ペイアウト … 変動制

海外のバイナリーオプション業者

  • 取引方法 … ハイロー取引(判定時間のレートが上がるか下がるか)、スプレッド取引(判定時間のレートが指定された範囲より上がるか下がるか)
  • 取引時間 … 30秒、1分、5分、15分、1時間、4時間、1日など
  • 取引回数 … 制限なし
  • ペイアウト … 固定制

このように取引方法の違いはありますが、どちらも相場がこの先どう動くのかを勉強することには変わりありません。

 

勉強前に知っておきたいこと

本やブログなどを見て勉強を始める際、これだけは知っておいた方が、勉強がスムーズに進むと思われるものをご紹介します。

ローソク足で上昇・下降を知る

  • 陰線 … 始値より終値が安い場合で、このローソク足が続くと下降
  • 陽線 … 始値より終値が高い場合で、このローソク足が続くと上昇

ローソク足の形で、この先の動きがわかる

ローソク足にはいろいろな形があり、その形によってこの先相場がどちらへ向かうのか、予測できます。

コマ

上下に短いヒゲ、実体は短いもので、レンジ相場など値動きの少ない時に見られる

大陽線

実体の長さで、買いの勢いがわかる。底値でこの大陽線が出た場合には上昇する可能性がある

大陰線

実体の長さで、売りの勢いがわかる。高値でこの大陰線が出た場合には下降する可能性がある

陽の大引坊主

陽線の下にひげが出ているもの。下落が続いた時に出ると相場が反転する可能性がある

陰の寄り付き坊主

陰線の下にひげが出ているもの。安値で出ると相場が反転する可能性がある

陽(陰)のトンカチ

短い実体に長いひげが上に出ているもの。下降になるサイン

陽(陰)のカラカサ

短い実体に長いひげが下に出ているもの。トレンドが転換するサイン

 

ローソク足の形を見分けることで、レンジ相場からトレンド相場、上昇トレンドから下降トレンド、また逆の転換タイミングがわかります。これ以外にもローソク足の形はありますが、チャートを見て勉強する時には、知っておくとよりわかりやすくなりますよ。

経済指標って何?

経済指標とは、各国の政府や経済関連の中央省庁(日本では財務省、経済産業省、内閣府など)、中央銀行(日本では日本銀行)が発表している「経済に関連する統計」です。

引用:外為どっとコム

相場に影響を与える経済指標の中で、大きなものはアメリカの雇用統計です。毎月第一金曜日に発表されるもので、内容によっては相場がどのように動くか予測がつきません。

一番厄介なのが、テクニカル指標による分析がきかないことです。せっかく勉強して、分析どおりにエントリーしても大きな損失になってしまうこともあります。

資金の管理をしておこう

これは知っておいた方が良いというより、実際に取引を始める前に計画しておくべきことです。

バイナリーオプション取引で使う賭け金は、一般的に資金の約3%にすると良いと言われています。3%にしておくと、単純に30回分の取引ができるということです。

どうしてそんなに少ない賭け金でなければならないのか?

30回の取引でペイアウト率2倍の場合、もし最初の10回連続で負けたとすると10回分の損失になります。その損失を取り戻すには、もう10回勝ち続けるしかありません。最後の10回のうち5回負けてしまうと、もう利益を出すことはできなくなりますよね。

もし、資金の5%を賭け金とした場合、取引は20回。最初の10回連続で負けてしまうと、あとは資金を取り戻すために勝ち続けなければなりません。利益まで出そうと賭け金を無理やり増やしたり、高いペイアウト率をねらって無茶な取引をしたりすると、精神的にもよくありません。

余裕を持って取引するためには、資金の3%で取引をすること。自分が取引で使える資金がいくらなのかを把握することは、とても大切です。そして、決めた賭け金で取引をして勝つためには、やはり勉強が必要なのです。

 

バイナリーオプション取引の勉強方法

1.  ブログやSNSを読んだり、動画を見る

バイナリーオプション取引をやっている人のブログを見たことはありますか?

ブログでは、実際の取引や検証結果を載せているものも多く、取引のノウハウを無料で勉強できます。もし、有料ツールや教材などの購入を勧めていた場合は、それを買わせるための詐欺の可能性がありますので、注意しましょう。

FXのブログも勉強になります。目的は、チャートの値動きが予測できるようになることなので、バイナリーオプションもFXも変わりません。取引の手法を紹介しているブログなどは非常に参考になりますよ。

2. 本を読む

残念ながら、バイナリーオプションに関する本は少ないです。ですから、FXに関する本の購入をおすすめします。以下のような内容の本が良いでしょう。

  • チャートの分析に関するもの
  • 取引方法が具体的に書かれているもの
  • チャート画面とその説明が載っているもの

本はネットと違い、最新の情報を得られない場合もあります。本を購入する際には、なるべく新しいものを選び、ネットの情報などとすり合わせて使用すると良いでしょう。

3. デモトレード

やはり実際に取引をすることが一番の練習になります。

バイナリーオプション業者の中には、無料で取引が練習できる「デモトレード」というシステムがあります。登録が無料で、資金もいりません実際のチャートで取引の練習ができるのが嬉しいですし、テクニカル指標を表示して本番さながらの取引をすることができます。

こちらにデモトレードが出来るバイナリーオプション業者をご紹介します。

  • 海外業者 … ハイローオーストラリア
  • 国内業者 … FXTX「バイトレ」

4. トレードノートをつける

取引にしろ練習にしろ、やりっぱなしにはしないで見直してみることが大切になります。改善点を見つけるということです。

自分の取引を振り返るためにつけると良いのが「トレードノート」です。

  • 今日のエントリー回数
  • 勝ったか負けたか
  • そこでエントリーした理由は?
  • 負けた原因や、どうして勝てたのか

1回の取引をするたびに、これらの項目をノートに記録していきます。(ExcelなどでもOKです)

最初は面倒くさいですし、いちいち覚えてない、思い出せないということもありますが、記録することで記憶にとどめておけるようになります。

勝てたポイントが記憶に残ると、そこは自分のノウハウの一つになりますし、負けたポイントを見直して改善することで、またノウハウが一つ増えるのです。

5. 過去のチャートを見て検証する

MT4(メタトレーダー4)などで、過去のチャートをダウンロードして検証するのも勉強になります。

1つの取引場面での分析方法は1つではありません。使うテクニカル指標を変えてみたり、組み合わせを変えたりしながら、どの分析方法の勝率が一番良いのかを検証します。いくつかの分析方法を同じ回数ずつ取引して検証し、それぞれ勝率を出してみましょう。

  • 勝率の出し方 … 勝った回数 / 取引回数 × 100

 

おすすめできない勉強方法

勉強会や講習会などへの参加

このような勉強会などは、ほとんど詐欺の場合が多いです。本やブログを読むのとは違い、行ってみないとわからないのは不安ですよね。

どうしても勉強会に行ってみたいのであれば、きちんとした証券会社が行っているセミナーが良いでしょう。そのようなセミナーには、同じようにバイナリーオプションを勉強したいと思っている人とのつながりができることもあります。

教材を購入する

教材の購入はおすすめしません。なぜなら、購入するまで中身がわからないのと、良いものに当たるかどうかがわからないからです。今はお金をかけずに知識を増やすことが可能ですから、あせって教材を買う必要はないでしょう。

 

まとめ

  • バイナリーオプションの勉強法 5つ
    1. ブログやSNSを読んだり、動画を見る
    2. 本を読む
    3. デモトレード
    4. トレードノートをつける
    5. 過去のチャートを見て検証する
  • 国内と海外の業者では取引方法が違うが、チャートの分析の仕方は変わらない
  • 勉強前に知っておきたいこと
    • ローソク足で上昇・下降がわかる
    • ローソク足の形で、この先の相場の動きがわかる
    • 経済指標とは何か
    • 資金の管理をしておく
  • おすすめできない勉強法
    • 勉強会やセミナーなどへの参加
    • 教材を購入する

 

いかがでしたか? 今回はバイナリーオプションの勉強方法5つをご紹介しました。

いろいろな勉強方法がありましたが、どの方法も自分で実際に取引をして、その経過と結果を見直すことが大切です。どうしてこんな結果になったのか? どうして勝てたのか? その両方を検証していくことで、自分の記憶にノウハウとして残っていきます。

取引の方法は一つではありません。一度勝てても次同じような場面で負けることは、よくあることです。勝てている人の手法を試すことも勉強になりますから、ぜひブログなども参考にしてみてくださいね。

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取引する曜日ごとに注意することは?バイナリーオプションの曜日別取引

みなさんは、曜日を気にして取引したことがあるでしょうか? 相場は毎日動きますから、曜日なんて関係ないと思いますよね。

ですが、相場がどんな事に影響を受けるのか、多くの人が取引することで、どんな値動きになるのかをある程度予測しておくことで、もう少し取引がしやすくなるはずです。

今回は、バイナリーオプションで取引する曜日によって注意しておくこと、曜日ごとの取引方法をご紹介します。

 

曜日によって負けやすい日がある?

チャートを分析して、いろいろなテクニカル指標も見ているはずなのに、思った通りに勝てないことってありませんか? もちろん、市場がオープンする時間など取引がむずかしい時間帯はありますが、実は曜日によって取引がうまくいかないことがあります。理由としては以下の3つがあります。

  • 経済指標の発表
  • 土日のニュースや要人の発言
  • マイナーな通貨の取引

それぞれ、どの曜日に影響することなのでしょうか?

 

経済指標の発表 〜特に金曜日

各国の経済指標は、その内容によって相場が荒れることがあります。どの曜日に限らず影響があるものですが、特に毎月第1金曜日は影響が大きいアメリカの雇用統計の発表があります。

アメリカの雇用統計の発表

発表される時間(日本時間)は、夏時間が午後 9:30ころ、冬時間が午後 10:30ころ。雇用統計が良いか悪いかでFRBの金融政策が変わってくるために、相場にも大きく影響します。

FRB(The Federal Reserve Boardの略)は、日本における日銀と同じ、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれます。

引用:SMBC日興証券

雇用統計の中でも「非農業部門雇用者数」と「失業率」は注目です。特に非農業部門雇用者数が減ってくると為替に影響が出てきます。失業率は景気の状態を表すものですが、非農業部門雇用者数ほど相場に影響を与えるものではありません。

アメリカの雇用統計の発表の他にも、相場に影響がある経済指標がありますので、後半でご紹介します。

経済指標の発表がある時間帯の取引

経済指標の発表の前後1時間は、相場に影響が出ることがあるので、取引を避けることをおすすめします。発表の内容によっては、それほど影響のないものもありますが、どんな発表で相場がどう動くのか予測ができないことが多いからです。

また、テクニカル指標を使った分析どおりに動かないこともあり、大きな損失になる恐れもあります。無茶な取引はしない方が良いです。

 

土日のニュースや要人発言 〜特に月曜日

土曜日・日曜日は、バイナリーオプション業者はほとんどがお休みです。また月曜日から取引がはじまるわけですが、その前の土日にどんなニュースがあるかで、月曜日からの相場の動きが変わります

こちらに、相場が上昇(下落)する要因となる発言の一部をご紹介します。

  • 物価が適正水準よりも高いという旨の発言インフレ抑制のため、近々利上げを実施する可能性があることを示唆しています
  • 経済について強気な見方を示す発言景気が良いということを要人も認めたことになります

また、下記の内容の発言は為替相場の下落要因となることがあります。

  • 物価が適正水準以下という旨の発言景気後退を防ぐため、近々利下げを実施する可能性があることを示唆しています
  • 経済について弱気な見方を示す発言景気が悪いということを要人も認めたことになります

引用:外為どっとコム

また、月曜日にチャート上で起こる現象に「窓」があります。ローソク足とローソク足の間にぽっかりと、まるで窓が開いているかのように空白ができる現象です。

これは、金曜日の終値と月曜日の始値との差がありすぎるために起こる現象で、FX取引では土日に少額の通貨の取引があるためです。この「窓」ができた時をねらった手法があるのでご紹介します。

月曜日に起こる「窓」とは?

「窓」が開けば、その窓を閉めようとする値動きがあります。これを「窓埋め」といい、金曜日の終値へ戻ろうとする動きのことです。その時のローソク足は以下のような動きになります。

  • 金曜日の終値 > 月曜日の始まり値(窓の動きは下降) … 窓を閉めよう(上昇)しようとする動きがある
  • 金曜日の終値 < 月曜日の始まり値(窓の動きは上昇) … 窓を閉めよう(下降)しようとする動きがある

ではなぜ、開いた窓を閉めようとする値動き(窓埋め)になるのでしょうか?

取引の仕方の一つで、土曜からポジションを決済しないで、取引がはじまる時に自動で決済されるようにしておく方法があります。

新規で買い注文もしくは売り注文をおこない、決済する前の状態で保有していることを、ポジション(建玉)と言います。

引用:SBI FXトレード

この持ち越した分の利確や損切りが月曜日に発生することで、「窓埋め」が起きるのです。

月曜日にチャンス!「窓埋めトレード」

この「窓」は必ず月曜日に起きるとは限リません。また、窓が小さすぎる(金曜日の終値と月曜日の始値の差が小さい)と、「窓埋め」が発生しづらいです。

  • 「窓」が発生しているか
  • 「窓」が0.1円以下の小さい窓

この場合は「窓埋め」は起こらない可能性が高いです。また、土日に大きな経済ニュースがあった場合にも、起きない傾向にありますからチェックしましょう。

「窓」が発生すると、その窓が埋まるまで少し時間がかかります。日によりますが、1〜4時間かかることもありますから、気長に待ってください。窓を埋める動きが確認できたら、その方向へエントリーします。

 

マイナーな通貨の取引 〜土曜日・日曜日

バイナリーオプション業者は、基本的に土日はお休みです。ですが、バーレーンやアラブ諸国などでは金曜日が休日となり、土日は取引が行われているため、少額でも通貨の取引ができる業者があります。

マイナーな通貨(中東レート)は、ほとんど値動きがなかったり、反対に少額の取引でも大きく動いてしまったりなど、取引がむずかしいのでおすすめしません。

 

値動きがおとなしい ~火曜日・水曜日・木曜日

値動きが予測しやすい曜日が、火曜日・水曜日・木曜日になります。この曜日は突然の値動きに影響されることがなく、おとなしい動きになるのが特徴です。

値動きが小さいと取引がむずかしそうですが、テクニカル指標がききやすいので予測が当たる確率が高くなります。ただし、気をつけなければならない時間帯もあります。

  • ロンドン市場のオープン時間(夏は午後 4時 冬は午後 5時)
  • ニューヨーク市場のオープン時間(夏は午後 9時 冬は午後 10時)

これらの時間帯は取引量が多いために、値動きが大きくなる傾向にあります。逆に、東京市場がオープンしている時間帯は、値動きが穏やかになりますから、狙い目ですよ。

レンジ相場での取引方法

値動きがおとなしいレンジ相場では、逆張り(相場が上向きの時に売り、下向きであれば買う方法)が基本ですが、あまりに値動きが無い時には無理にエントリーしない方が良いでしょう。

同じように値動きがおとなしい場合でも、同じような安値(または高値)で何度もローソク足が反発するようなレンジ相場であれば、そこが抵抗線となって逆張りでエントリーしていけます。

 

相場に影響のある経済指標の発表

どんな曜日に取引する時でも、相場に影響のある経済指標の発表がある日・時間帯には、テクニカル指標がききにくい値動きになることがありますから、注意が必要です。

アメリカの雇用統計 〜毎月第1金曜日

アメリカの雇用情勢を表したもので、これにより景気の良し悪しがわかります。特に非農業部門雇用者数の減少中には注意が必要です。

  • 日本時間午後 9時半ころ …  夏時間
  • 日本時間午後 10時半ころ  …  冬時間

政策金利 〜8回(約6週間ごと)

中央銀行が金融機関に融資するときに適用される金利のことで、数値よりもその後に行われる会見の内容の方が相場に影響します。

  • 日本時間午前 315分ころ …  夏時間
  • 日本時間午前 415分ころ …  冬時間

消費者物価指数 〜毎月15日前後

各国のインフレ動向を表す物価関連の指標のことで、世界各国で発表されます。各国でインフレにならないように上限を設定しており、それを超えないように利上げが行われると政策金利に大きな影響がでます。

  • 日本時間午後 9時半ころ …  夏時間
  • 日本時間午後 10時半ころ …  冬時間

ISM製造業景況指数 〜毎月第1営業日

製造業約350社へ仕入れに関するアンケート調査を実施して発表される、景気転換の先行指標のこと。 ISM製造業景況指数が50%を超えれば景気が拡大するとみられ、下回ると景気後退を表します。

  • 日本時間午後 11時ころ …  夏時間
  • 日本時間午前 0時ころ …  冬時間

ISM非製造業景況指数 〜毎月第3営業日

非製造業約370社の購買に関する項目(事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延)についてのアンケート調査をもとにした指数のこと。製造業景況指数と同様に50%以上で景気が拡大するとみられ、下回ると縮小するとみられます。

  • 日本時間午後 11時ころ …  夏時間
  • 日本時間午前 0時ころ …  冬時間

 

まとめ

  • 取引がうまくいかない曜日の3つの理由
    • 経済指標の発表 〜特に金曜日
      • アメリカの雇用統計発表
    • 土日のニュースや要人の発言 〜月曜日
    • マイナーな通貨の取引 〜土曜日・日曜日
  • 月曜日にねらう「窓埋めトレード」
  • 火曜日・水曜日・木曜日は値動きがおとなしい
    • 市場がオープンする時間帯は注意
  • 相場に影響のある経済指標
    • アメリカの雇用統計 〜毎月第1金曜日
    • 政策金利 〜年8回(約6週間ごと)
    • 消費者物価指数  〜毎月15日前後
    • ISM製造業景況指数 〜毎月第1営業日
    • ISM非製造業景況指数 〜毎月第3営業日

 

いかがでしたか? 今回は、取引する曜日ごとに注意した方が良いことをご紹介しました。

相場に影響のある経済指標や要人の発言など、内容まで把握して相場がどう動くか予測するのは、非常にむずかしいことですよね。

テクニカル指標を使った分析がききやすく、予測どおりの取引ができる時間帯を選ぶことをおすすめします。各曜日に注意して、取引するタイミングや方法を工夫してみてはいかがでしょうか?

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バイナリーオプション取引は土日は休み?やっておくべきこと5つ

バイナリーオプションは、土日も取引ができるのでしょうか? もしお休みであれば、来週の取引に向けてどんなことをやっておくと良いと思いますか? 休みは休みでリフレッシュすることも、大事なことです。

ですが、先週の取引を振り返り、エントリーポイントや方法はどうだったか、無茶な取引はしていなかったか、資金の使い方は・・・など、次の取引に生かせるよう、土日にじっくりと分析するのはどうでしょうか?

今回は、今週より来週の取引がうまくいくよう、土日にすると良いことをご紹介します。

 

バイナリーオプション取引の休日 〜何をするべき?

バイナリーオプション取引は、土日お休みです。次の取引で、より利益が上がるようにどこを改善したら良いのか、この土日にやっておくと良いことを5つのポイントにしぼってみました。

  1. 過去の取引を振り返って分析
  2. 資金計画の練り直し
  3. 今までの勝率が何%だったのかを把握する
  4. MT4を使って相場の動きを再確認
  5. 来週の経済指標発表がいつなのかを把握しておく

取引している時は、この手法で間違いない!と思っていても、後から冷静に分析するとエントリーポイントが違っていたり、無理な取引をしていたりと「こうするとよかったのかぁ」と思うところが出てくるものです。

バイナリーオプション取引がお休みの土日に、この5つのポイントを見直すことで次回の取引に生かせるはずです。後半で詳しくご紹介します。

まずは土日にバイナリーオプション取引ができない理由を説明します。

なぜ土日は取引できないのか?

土日は、外国為替市場が休みのために取引ができず、休みになってしまうのです。外国為替市場がやっていないと為替レートが変動しません。そのため、土日はバイナリーオプション取引をすることができないということです。

中東の国などは休みが違うために市場は開いていますが、バイナリーオプション業者が土日をお休みとしていれば取引はできません。

祝日に取引できる?

祝日は取引できます。ただ国によって祝日は違いますから、取引できない通貨ペアが出てきます。祝日の中でも、クリスマスは日本以外の多くの国ではお休み、年末年始もお休みとなります。

各国の休日はみんかぶ FX の金融市場休日カレンダーでも確認できますよ。

 

土日にやっておくと良い事5つ

1. 過去の取引を振り返って分析

過去の取引方法を振り返ることで、次の取引に役立つことが出てきます。エントリーのタイミングや通貨ペアの動き、取引する時間帯、その時の相場の状態などを再度確認してみると良いでしょう。

トレードノートをつけておくのもいい方法です。取引している間は夢中ですし、自分がどの取引でペイアウト率がどうだったか忘れてしまうと、後から振り返ろうと思ってもできません。最低限、取引時間・通貨ペア・金額・ペイアウト率・エントリーした理由・勝敗をメモしておくと良いです。

過去のチャートとトレードノートを見比べて改善点を見つけておくことで、同じような取引があった場合に生かすことができます。

2. 資金計画の練り直し

バイナリーオプション取引をする場合、資金の何%を賭け金としていますか? そこを決めておくことは非常に重要です。一般的に、賭け金は資金の約3%におさえておくと良いと言われています。30回分の取引ができるように余裕を持っておくといいです。

資金が30,000円だった場合、3%分の賭け金は900円。少ないように感じますが、もし10回の取引全て負けてしまった場合は -9,000円、まだ余裕がありそうですよね。でも -9,000円を取り戻そうとすると、単純計算で9,000円かかります。負けてしまった分も合わせると 18,000円必要になるわけです。すでに半分以上がなくなってしまいます。

自分の勝率がどのくらいなのか、負け続けた時の損失を取り戻すために何回取引を繰り返す必要があるのか、それらを把握しておくことが大切です。負けた時に気持ちがあせって、一気に取り戻そうと賭け金を増やしてしまうと、資金が追いつかなくなります。余裕のある取引ができるように、資金の見直しをすると良いでしょう。

過去の自分の賭け金がどうだったか、無茶な取引でなかったかを分析して、見直してみると良いです。

3. 今までの勝率が何%だったのかを把握する

自分が取引した時の勝率が何%だったか、計算してみたことはあるでしょうか? 以下のような条件の時の勝率を計算してみます。

  • 賭け金が同じ
  • 取引回数10回
  • 勝った回数4回

勝った回数4回 ÷ 取引回数10回 × 100  で、この場合の勝率は40%です。

では、ペイアウト率が2.1倍で取引した場合、勝率が何%で利益が出るかというと、100%÷2.1倍=47.619…、勝率が約47.6%で利益が上がることになり、10回の取引のうち5回以上勝たなければ利益が出ないことになります。ペイアウト率が低ければ、その分勝つ回数を増やしていかなければなりません。

ペイアウト率が高ければ、少ない勝ちで利益を上げることはできますが、その分取引もむずかしくなります。自分の現在の勝率が何%くらいなのかを把握することは必要です。

4. MT4を使って相場の動きを再確認する

バイナリーオプション取引は土日お休みですが、過去のチャートをみることはできます。MT4(メタトレーダー4)で過去のチャートを表示することができますよ。

自分が取引した時間を振り返り、いろいろな時間足・通貨ペアで表示してみることで、エントリーした時の他の通貨ペアはどうだったのか、その後の相場の動きがどうだったのかを確認できます。そうすることで、また同じ時間帯でエントリータイミングがきた時の参考になります。

どの時間足で見ると良いか

相場の動きは、いろいろな時間足で見るとわかりやすいですが、なんとなく上位足と下位足をみておけばいいかなぁと曖昧になっていませんか?

特に、短時間の取引をしていた場合、上位足(長時間)でも見てみる事で、どんな相場の動きの中にいたのかわかります。どの時間足で見るとよかったのか再確認しましょう

自分がエントリーした時に見ていた時間足でよかったのか、それとも違う時間足の方が、相場の動きがわかりやすくてエントリーポイントも確実なものだったのか、冷静に判断できますね。

他の通貨ペアの動きを確認する

自分が取引した通貨ペア以外の動きがどうだったのか確認することも、取引の幅を広げることになります。例えば、トレンド相場になりやすい時間帯に大きく値動きする通貨ペアがどれだけあるのかがわかれば、取引ごとに通貨ペアを変えることもできますよね。

自分の分析力を上げる

MT4では、複数のテクニカル指標を表示させることができます。自分なりに分析しながら過去のチャートを進めていくことで、分析力が上がっていきます。使ったことのないテクニカル指標を試してみるのも良いでしょう。

5. 来週の経済指標発表がいつなのかを把握しておく

バイナリーオプション取引において、経済指標の発表時の相場の動きは予測がつきません。来週の取引の時間帯を決めるためにも、経済指標の発表がいつなのかをチェックしておくことは必要ですね。

 

土日も取引できる業者

バイナリーオプション業者は、基本的に土日お休みとなっていますが、仮想通貨の取引ができる業者はやっています。

  • ファイブスターズマーケッツ
  • ゼン・トレーダー

 

まとめ

  • 土日は外国為替市場が休み
  • 祝日は取引可能だが、国によって祝日が違うので通貨ペアには注意
  • 土日も取引できる業者(仮想通貨のみ)
    •  ファイブスターズマーケッツ
    • ゼン・トレーダー
  •  バイナリーオプション取引が休みの土日にやっておいた方が良いこと
    1. 過去の取引を振り返って分析
    2. 資金計画の練り直し
    3. 今までの勝率が何%だったのかを把握する
    4. MT4を使って今後の相場の動きを予測しておく
    5. 来週の経済指標発表がいつなのかを把握しておく

 

いかがでしたか? 今回は、バイナリーオプション取引がお休みの土日に、やっておいた方が良いことをご紹介しました。

気持ち的にも張りつめてしまうことの多い取引ですから、土日はゆっくり休むことは大切です。また、自分の取引を振り返ってみて、エントリータイミングや取引の時間帯、通貨ペアなどをじっくり見直すことで、次回の取引に生かせる部分も出てきますし、分析力も上がってきます。

実際の取引で利益が出せるかどうかは、相場の動きを正しく読んで、エントリータイミングを見極められるかどうかで変わってきます。過去のチャートを見ながら、自分の分析どおりに相場が動いているか確認することで、分析力がついてきますよ。

ぜひ、土日のお休みを活用して次回の取引にそなえてみてはいかがでしょうか。

 

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利益をあげやすい時間帯とは?バイナリーオプションの取引時間をご紹介

バイナリーオプション取引で利益を上げるためには、判定時間に価格が上がるか下がるかが当たればいいわけです。ですが、何回取引しても利益が上がらないことがありませんか?

そんな時は、取引の時間帯に注目してみてはどうでしょうか。

1日の中でトレンド相場になる時間帯や、逆張りがしやすいレンジ相場が存在します。そのタイミングをつかんでおくだけでも、利益を出し続けることができるはずです。

今回は、バイナリーオプションの取引時間についてご紹介します。

 

取引しやすい相場とは?

トレンド相場 〜なぜトレンドになるのか?

トレンド相場には上昇トレンドと下降トレンドがあり、どちらも上がり下がりしながら一定方向へ進んでいきます。一般的なエントリー方法は次のとおりです。

  • 上昇トレンド:一時的に価格が下がったタイミングで「押し目買い」
  • 下降トレンド:一時的に価格が上がったタイミングで「戻り売り」

このタイミングは、安値同士を線でつないだサポートラインと、高値同士を線でつないだレジスタンスラインを使うことで、その線に触れた時がエントリーポイントだとわかります。

このトレンド相場、なぜ価格が上がり続けたり下がり続けたりするのでしょうか?

為替は「売りたい量」と「買いたい量」のバランスです。トレンド相場は、そのバランスが崩れることで起こります。

例えば、通貨ペアをUSD/JPY(ドル/円)で取引した時、ドルを円で売り買いすることになります。ドルが大量に買われる=円が売られているということなので、チャートは右肩上がり(上昇トレンド)となるわけです。下降トレンドはその反対で、円が買われている=ドルが売られているということになりますね。

ですから、ドル高円安になる時間帯がわかるだけでも、トレンド相場になるタイミングがつかめて取引しやすくなります。

穏やかなレンジ相場 〜取引しやすいレンジ相場とは?

レンジ相場は、通貨ペアのどちらか一方が大量に売られていたり買われていたりする状態ではなく、どちらの通貨も同じくらいの取引量がある状態でのことです。「売りたい量」と「買いたい量」が同じくらいということですね。

もし、取引量の違う通貨ペア(一方がマイナーな通貨など)を選んでしまうと、価格が急激に動く可能性があり、取引しにくくなってしまいます。

レンジ相場でのエントリーは逆張りが基本で、ローソク足がサポートラインやレジスタンスラインに触れたタイミングでエントリーします。

  • 逆張り … 相場が上昇しているときは売り、下落しているときは買うという手法

相場の約7割はレンジ相場です。ですから、同じくらいの取引量がある通貨ペアを見つけることができれば、残り3割のトレンド相場を待たなくても取引することができますね。

 

トレンド相場になりやすい時間帯

仲値が決まるまでの時間帯(日本時間:午前 9:30ころ〜午前 9:55ころ)

仲値とは、金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートのことです。TTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)ともいい、金融機関が毎朝9時55分の為替レートを参考に決定します。

引用:SMBC日興証券

仲値が決まるまでの時間帯は、ドル高円安になる傾向があります。

日本の輸入業者が海外へ支払いをする際、円をドルに両替します。それに対応するためには、銀行が大量のドルを買わなければなりません。結果、ドルが買われて円が売られることでトレンド相場(上昇)になります。しかもゴトー日(5,10,15,20,25,月末日)には、給料日や決算日にあたることが多く、ドル高円安の傾向が強くなります。

ただしこの時間帯のトレンドは、前日のニューヨーク時間からオセアニア時間の円の動きに影響します。前日から円安の状態が続いていれば、次の東京時間も同じ状態になる可能性があるということです。

そのため、仲値が決まるまでの時間帯にエントリーをする際にチャートを1時間足で見て、円がどのような状態だったのか確認するといいでしょう。

おすすめの通貨ペア

ドル高円安になる傾向があるので、通貨ペアはUSD/JPY(ドル/円)がおすすめです。

ロンドン市場のオープン時

この時間は、パリやフランクフルトなどの市場もオープンしますので、取引量が多くなります。

  • 夏時間:午後 4時~翌 1時
  • 冬時間:午後 5時~翌 2時

ロンドン市場のオープン時間は非常に値動きが激しく、特に午後 5時ころは経済指標の発表と重なることもあり、相場がどう動くかは予測がつきません。また、午後 9時ころになると米国の雇用統計が発表されるので、ますます取引はむずかしくなります。

ただ、午後 5時まえ(日本時間では翌 1時ころ)に、「ロンドン・フィキシング」と呼ばれる金の仲値が決まる時間帯があります。この時間帯は、日本で仲値が決まる時と同様にトレンド相場になる傾向があります。

おすすめの通貨ペア

EUR/USD(ユーロ/ドル)、GBP/USD(ポンド/ドル)、USD/JPY(ドル/円)など

ニューヨーク市場のオープン時

ロンドン市場のオープン時間とも重なるニューヨーク市場のオープン時間は、非常に相場が激しくなります。

  • 夏時間:午後 10時~翌 6時
  • 冬時間:午後 11時~翌 7時

この時間帯は市場の参加者も多く、中には大きな資金を動かす投資家もいるのでトレンド相場になる傾向にあります。また、この時間帯のトレンドは長く続いていくことが多いです。

ただし、重要な経済指標の発表なども重なるため、突然の相場の転換に備えて、経済指標の発表の時間を把握しておきましょう

おすすめの通貨ペア

ニューヨーク時間に値動きが大きくなる通貨ペアはドルがからむもので、特にEUR/USD(ユーロ/ドル)はトレンドが長く続く傾向にあります。他には、USR/JPY(ドル/円)やGBP/JPY(ポンド/円)なども値動きが大きくなる通貨ペアです。

 

穏やかなレンジ相場になりやすい時間帯

相場の約7割はレンジ相場です。この相場でも取引しやすい時間帯がありますのでご紹介します。

東京市場

東京市場の取引時間は午前 8時〜午後 5時。その中で相場が穏やかになるのは、朝方と夕方を除いた時間帯で、お昼を過ぎた辺りから午後 3時ころまでは穏やかなレンジ相場になります。それ以降は、ロンドン市場のオープン時間も重なることで、相場は激しくなりますから注意しましょう。

レンジ相場の基本は逆張りで、オシレーター系のテクニカル指標を使うことでエントリータイミングがわかりやすくなります。

  • ストキャスティクス:%K、%Dの2つの線の交わりから、買いのタイミングか売りのタイミングかがわかる
  • ボリンジャーバンド:バンド内にローソク足がおさまる確率が高く、バンドに触れるとバンド内に戻ろうとする

レンジ相場の場合は、ローソク足が逆行するタイミングを正確にとらえる必要があります。ですから、複数のテクニカル指標を使用しましょう。

おすすめの通貨ペア

レンジ相場であまりにも値動きがない場合、ドローになって負け判定になることもあります。ですから、ある程度取引量が多い通貨ペアを選ぶと良いでしょう。

  • ユーロ/円、ポンド/円など

 

取引を避けた方が良い時間帯

米国雇用統計

アメリカの雇用情勢を表している指標で、調査対象者が多く労働市場の状況を把握できることから、FXトレーダーのみならず、世界中の市場参加者から最も注目されている経済指標です。

引用:みんなのFX

毎月第1金曜日に発表され、日本時間で夏時間は午後 9時30分ころ、冬時間は午後 10時30分ころです。

FOMC声明

主に金利変更を含めた金融政策の変更や現在の経済状況、経済見通しなどが示されます。

引用:みんなのFX

国内総生産(GDP)

経済指標の中でも重要な国内総生産は、国民が商品やサービスにどれだけお金を使っているか、要するに国の経済力を表すものです。この発表は事前の予想値との結果に差があるほど、相場が荒れる可能性が高いので注意が必要です。

IMS製造業景気指数

全米供給管理協会(ISM)が全米の企業の購買担当者に新規受注や在庫、生産、雇用、入荷状況などの項目をアンケート調査し、これを基に算出する景況指標です。(中略)景況感を0~100で表し 、50ポイントの節目を上回れば景況感が良く、下回れば景況感が悪いと判断することができます。

引用:みんなのFX

消費者物価指数(CPI)

私たち消費者が買う商品や受けるサービスの価格の水準を表したもので、日本国内の発表ではそれほど値動きはありませんが、米国やユーロ圏での発表時は値動きが大きくなることがあります。

 

これらの経済指標の発表前後は、結果によって相場が荒れることもありますので、取引を避けた方が良い時間帯です。それぞれの発表の時間帯などは、Yahoo!japanファイナンスでも確認することができますよ。

 

まとめ

  • 取引しやすい相場
    • トレンド相場 … 「売り」と「買い」のバランスが崩れることで起こる
    • レンジ相場 … 「売り」と「買い」のバランスがとれている状態
  • トレンド相場になりやすい時間帯
    • 仲値が決まるまでの時間帯
      • おすすめ通貨ペア … ドル/円
    • ロンドン市場のオープン時
      • おすすめ通貨ペア … ユーロ/ドル、ポンド/ドル、ドル/円など
    • ニューヨーク市場のオープン時
      • おすすめ通貨ペア … ユーロ/ドル、ドル/円、ポンド/円など
  • 穏やかなレンジ相場になりやすい時間帯
    • お昼を過ぎた辺りから午後 3時ころまで
    • ストキャスティクスやボリンジャーバンドを使った逆張り
    • おすすめ通貨ペア … ユーロ/円、ポンド/円など
  • 取引を避けた方が良い経済指標発表
    • 米国雇用統計
    • FOMC声明
    • 国内総生産(GDP)
    • IMS製造業景気指数
    • 消費者物価指数(CPI)

 

いかがでしたか? 今回はバイナリーオプションの取引時間をご紹介しました。

トレンド相場にはトレンドになる根拠が存在し、レンジ相場もそうです。特別な経済指標の発表や要人の発言時などを除けば、決まったタイミングでの取引だけで利益を上げることができます。

ただ、日によっては思った通りの相場の動きにならないこともありますから、そんな日には決して無茶な取引をしないようにしたいですね。

バイナリーオプション取引は上がるか下がるかの予測だけですが、今回のように取引時間の選択や分析を行っていくことで、大きな利益を出すことは可能です。

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バイナリーオプション取引の判定時間はどれを使ったらいい?

みなさんはバイナリーオプション取引をする時の判定時間をどう決めていますか?

結果が早く知りたいから短時取引で、きちんと分析する余裕が欲しいから長期取引、なんとなく・・・など、理由はさまざまだと思います。取引の判定時間は一つ一つ特徴がありますので、自分の取引スタイルに合わせることで取引がしやすくなりますよ。

今回は、バイナリーオプション取引をする際の判定時間についてご紹介します。

 

バイナリーオプションの判定時間 国内と海外ではどう違う?

バイナリーオプション業者は国内と海外があり、それぞれ取引方法も判定時間も違います。簡単にご紹介します。

  • 国内…判定時間までに、自分で設定したレートより上がるか下がるかを予測する。当たれば購入枚数×ペイアウト1000円(固定)が入る。判定時間は2時間後と決められており、1日に9〜11回ほど
  • 海外…現在のレートから上がるか下がるかを予測して、当たればペイアウト率に応じた金額が入る。判定時間は、決められているものとエントリーから判定時間までのものがあり、30秒取引〜1日取引と幅広い

 

判定時間まで待つのか転売するか

転売」は判定時間まで待たずに取引を終了させる機能です。転売する理由には、以下の2つがあります。

  • 損失をおさえたい … 判定時間まで待っていると負けが大きくなりそうだから
  • 利益をあげたい … ここで取引を終わらせた方が判定時間まで待つよりも利益になりそうだから

短時間取引の場合は、損失が大きくなるのをおさえるために使われることが多く、取引が長時間になるほど転売を使って利益を上げられる可能性が高いです。

なぜなら、長時間の取引の方がチャートを分析する時間をたっぷりとることができるからです。また、時間帯によって取引しやすい通貨ペアも変わりますから、転売で取引を終了させて違う通貨ペアで再エントリーもできますよね。

この後は転売も含め判定時間について、ハイローオーストラリアの取引を取り上げてご紹介したいと思います。

 

ハイローオーストラリアの取引 〜判定時間が決まっていないもの

30秒・1分・3分・5分取引は判定時間は決まっていません。エントリーした時間から、取引時間が経過した時点で判定されます。

30秒取引

エントリーから30秒で判定時間をむかえる取引の場合は、トレンド相場での取引をおすすめします。

たった30秒なんだから、レンジ相場でもねらえそうな気がしますよね。ですが、あまりに値動きがなさすぎると判定時間が早すぎて、ドロー判定になってしまうこともあります。ドロー判定は「負け」になる場合もありますので、損失になるようなことは避けましょう。

トレンド相場は上がり下がりを繰り返しながら上昇(下降)していきます。その時の一時的なローソク足の逆行を30秒取引でねらいます。ローソク足がどこで逆行するのかは、移動平均線を使って判断しましょう。

トレンド最中のローソク足は、移動平均線に触れると反発します。ですから、移動平均線にローソク足が触れたタイミングであれば逆張り、逆行後にトレンドへ戻るタイミングであれば順張りとなります。

1つ注意することは、逆行後にトレンドに戻らない場合があるということです。その場合には、ローソク足のヒゲに注目してください。片方に出ている長いヒゲが移動平均線に触れた場合は、またトレンドに戻ってくる可能性が高いです。

1分取引

1分後に判定時間がくる取引では、トレンドの勢いに乗って順張りする方法と穏やかなレンジ相場で逆張りする方法があります。

短い判定時間を生かしてトレンド相場の方向に逆らわずにエントリーします。その際、一時的なローソク足の逆行に引っかからないようにしたいですよね。そのためには、移動平均線にローソク足が触れて再びトレンド相場へ戻ったことを確認してから、順張りでエントリーします。

穏やかなレンジ相場での逆張りの場合、RSIを使ってローソク足が反発するタイミングをねらいます。

RSIは、現在の相場が「買われすぎているか」「売られすぎているか」を0〜100の数値で表すものです。これによって、買いや売りのタイミングを決めることができます。

  • 数値が70%以上であれば…「買われすぎ」と判断でき、売りのタイミング
  • 数値が30%以下であれば…「売られすぎ」と判断でき、買いのタイミング

レンジ相場で、このRSIの値と相場の動きから、ローソク足が反発するタイミングを見逃さずに逆張りします。ただし、RSIはトレンド相場の時は機能しません。70%以上(30%以下)で動きが無くなってしまうのです。

そのため、現在の相場がレンジかトレンドなのか判断するための、他のテクニカル指標と合わせて使うようにします。

ボリンジャーバンドは、レンジ相場ではバンドの幅が狭くなり、トレンド相場ではバンドの幅が広くなる傾向にあります。RSIで動きが無くなってきた時には、ボリンジャーバンドの幅も一緒に見てみると良いですよ。

3分取引

3分以上の取引になると「転売」ができるようになります。3分後に上がると予測したのに下がってきた、判定時間まで待っていると損失になるかも・・・そんな時ありますよね。判定時間を待たずに取引を終了し、大きな損失になるのを防ぐことができます。

ハイローオーストラリアでは、3分取引のペイアウト率は1.90倍と結構高いんです。転売ができることと高いペイアウト率を考えると、3分取引はおすすめですよ。

3分間取引でねらう相場は、トレンド相場の方向に沿って順張りとレンジ相場での逆張りです。

トレンド相場は、上がり下がりを繰り返しながら一定方向へ進んでいきますので、3分間の中でローソク足が逆行しないようにエントリーポイントを決めなくてはなりません。

3分間取引の場合、チャートは5分足で見ることになるので、ローソク足が最後まで形成されるのを待っていると残り1分で逆行してしまうことがあります。5分足のローソク足が形成される時にエントリーすれば、最後の1分がくる前に取引を終えることができますよね。

レンジ相場では、1分取引でもご紹介したRSIとボリンジャーバンドを使って、ローソク足の反発のタイミングを探します。RSIで買われすぎ、売られすぎのタイミングを探し、ボリンジャーバンドでトレンド相場ではないことを確認して逆張りしましょう。

5分取引

5分という時間は、短期取引の中でも一番分析しやすい取引になります。また、一時的なローソク足の逆行にも引っかかりにくいという特徴があります。

エントリーポイントとしては、トレンド相場の方向にしたがった順張りです。

移動平均線を使うと、その線の上をローソク足が移動することで「上昇トレンド」、線の下をローソク足が移動することで「下降トレンド」と判断できます。

また、移動平均線の幅が狭くなってくるとレンジ相場への転換を表しているので、判定時間まで待つか転売を使うかの判断もしやすいです。

転売は損失を大きくしないためには必要ですが、ペイアウト率が低くなってしまうのが難点ですよね。利益を出すには、転売時のペイアウト率が1.0以上あると良いです。

また、チャートをローソク足ではなく平均足を使って見るのも良いでしょう。

平均足はローソク足の実体部分の上辺と下辺に「平均値」を採用したもので、別名「コマ足」とも呼ばれます。
人気の理由は、なんといっても、売買シグナルが非常に分かりやすい点にあるといえるでしょう。陰線が何本が続いたあとに陽線が出れば「買い」、陽線連続のあとに陰線が出れば「売り」と、平均足を一目見るだけでシンプルに売買判断を下すことができるのが魅力です。

引用:外為オンライン

平均足はローソク足よりもトレンドの発生がわかりやすくなります。5分取引であれば、トレンド最中の一時的な逆行があっても引っかかりにくいので、平均足で見た方が取引しやすくなります。

ただし、トレンド相場からの転換タイミングには注意しましょう。平均足だけで判断するのでははなく、他のテクニカル指標と照らし合わせて使うことをおすすめします。ボリンジャーバンドは、バンドの幅が狭くなってくるとトレンド相場からレンジ相場への転換タイミングと判断できます。

 

ハイローオーストラリアの取引 〜判定時間が決まっているもの

15分・1時間・1日取引は判定時間が決まっています。エントリーは自由ですが、判定時間は決められています。

15分取引

ハイローオーストラリアの15分取引には判定時間が3つあります。5分ごとにエントリー時間と判定時間がずれていきます。

  • 10:30〜10:45
  • 10:35〜10:50
  • 10:40〜10:55

ですから、最初の15分間にエントリーポイントを探せない場合、次の15分間に切り替えが可能というわけです。

判定時間まで15分というと、短すぎるわけでもなく長いということもありません。中途半端にも思えますが、5分取引同様、細かなローソク足の逆行に影響されることなくトレンド相場での取引ができるというメリットがあります。

また、チャートの分析をする時間もとれますし、確実なエントリーポイントを探せるので取引しやすい時間です。

これはどの取引時間でも言える事ですが、分析する際には上位足・下位足でチャートを表示することをおすすめします。現在の相場がどのような状態になっているのかを把握することと、的確なエントリーポイントを探すためには必要不可欠です。

15分取引では、根拠のあるトレンド相場での取引が良いでしょう。例えば、毎日の仲値が決まる時間帯やゴトー日など、確実に値動きがある時間帯をねらいます。

仲値が決まるまでの時間帯(午前9:30ころ〜午前9:55ころ)+ゴトー日

  • ゴトー日 … 5や0がつく日や月末日

ゴトー日の仲値が決まる時間帯は、ドル高になる傾向があります。これは、日本の輸入業者が海外への支払いなどで円をドルに両替するため、銀行が大量にドル買いをすることで起こります。ゴトー日は、給料日や決済の日に当たることが多いので、USD/JPY(ドル円)で上昇トレンドが発生する可能性が高くなります。

どの取引時間でも良いですが特に15分取引は一時的なローソク足の逆行に引っかかることが少ないのでおすすめです。

市場のオープンする時間帯

ロンドン市場のオープン時間(午後4:00ころ〜翌1:00ころ)やニューヨーク市場のオープン時間(午後9:00ころ〜翌6:00ころ)は取引量が多くなるので、トレンド相場になる可能性が高いです。

1時間取引

1時間取引はゆったり取引できる印象ですね。判定時間は1時間ごとなので、24時間寝ずに取引すると12回できることになりますが、無理はいけません!

1時間という時間の中では、じっくりと分析ができますし、どの通貨ペアをどの時間帯に使えば良いかなど、パターンもつかめるようになってきます。

1時間取引は15分取引と同様に、根拠ありきのトレンド相場をねらうと良いです。ゴトー日の仲値が決まる時間帯やロンドン市場、ニューヨーク市場のオープンする時間帯は見逃さないようにしたいですね。また、確実にトレンド相場になる通貨ペアを選ぶことも大切です。おすすめの通貨ペアはこちらです。

  • ロンドン市場オープン時のおすすめ通貨ペア … ユーロ/ドルやポンド/ドルなど
  • ニューヨーク市場オープン時のおすすめ通貨ペア … ドル/円やユーロ/ドル、ポンド/ドルなど

長時間の取引で注意したいことは、国の経済指標の発表の時間帯です。経済指標は値動きに影響が出てきます。短時間の取引では、判定時間もすぐくるので影響も少ないですが、判定時間まで1時間もあると途中に経済指標の発表があることで、1時間後の相場がどうなるか予測がつかなくなります。

経済指標の発表前後は取引をしないほうが良いでしょう。

 1日取引

1日取引は、転売で利益を上げることに向いています。転売をせずに判定時間まで待っていればペイアウト率1.95倍と非常に高いので魅力的ですが、1日取引ですので取引はそれ1回のみとなります。

短時間取引では、大きな損失になる前に取引を終了するというイメージの転売ですが、長時間の取引では利益にできる可能性の方が高くなります。ただし、何度も転売をしていると口座を凍結されることもありますので、より多くの利益を上げられるポイントを見極めてエントリーすることをおすすめします。

また1日取引では、じっくりと分析ができるので1日の相場の動きを把握できるというメリットもあります。どこでエントリーして、どこで転売すると大きな利益を上げられるのかゆっくりと決めることができるので、気持ち的にも楽ですよね。

 

まとめ

  • 国内と海外のバイナリーオプション業者の違い
    • 国内…判定時間は2時間後と決められており、1日に9〜11回ほど
    • 海外…判定時間は決められているものといないものがあり、30秒取引〜1日取引と幅広い
  • 転売する理由
    • 損失をおさえる
    • 利益をあげたい
  • ハイローオーストラリア 判定時間が決まっていない取引
    • 30秒取引…細かな値動きに引っかかりにくい
    • 1分取引…トレンド相場では一時的な逆行の後をねらう
    • 3分取引…5分足が形成される時にエントリー
    • 5分取引…平均足を使ってトレンドに沿ってエントリー
  • ハイローオーストラリア 判定時間が決まっている取引
    • 15分取引
      • 取引開始時間が3パターンある
      • 根拠のあるトレンド相場でのエントリー
    • 1時間取引
      • 経済指標発表前後はエントリーしない
      • おすすめ通貨ペア
        • ロンドン市場:ユーロ/ドル、ポンド/ドルなど
        • ニューヨーク市場 … ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドルなど
    • 1日取引
      • ペイアウト率1.95倍
      • 転売で利益をあげられる可能性がある

 

いかがでしたか?

今回は、バイナリーオプション取引の判定時間についてご紹介しました。各取引によって特徴は違いますし、判定時間が決まっているもの、いないもので取引方法が違いました。

また、転売機能が使えることで判定時間まで待つのか、途中で終わらせるのか、どちらが得なのかを判断できます。

自分の取引スタイルに合わせた判定時間を探して、得意な取引を見つけてみてくださいね。

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バイナリーオプションでピンバーを使って取引するには?

投資では必ずと言って良いほど、ローソク足を目にすることになります。
ローソク足とは、一定期間の始値、終値、高値、安値の値動きを、ローソクの形を模して表示したものになります。
ローソク足に関して知識を得ておくと、バイナリーオプション取引でも優位になります。

常日頃からローソク足を眺めていると、時にいつもと違う形のローソク足を発見するでしょう。そのひとつがピンバーです。

バイナリーオプションでは、相場の流れを読み解くことが大変重要になります。
ピンバーを見つけることができれば、相場の転換点を掴むことができるため、勝率を上げることも可能になるでしょう。
つまり、ピンバーを使った取引方法を学ぶことは、バイナリーオプション取引においてとても有効性があるということです。

今回は、バイナリーオプション取引でピンバーを活用する方法を見ていきたいと思います。

1.ピンバーって何?

ピンバーとは、ローソク足のヒゲが実体の3倍以上長いパターンを言います
このピンバーの発生から、相場状況に変化が出てきたことを知ることができます。

ピンバーが発生するということは、1つのローソク足が形成される際に価格が上下に大きく動いているということです。これは、相場が上下どちらに進むか定まっていない状態になっていると読み取ることができ、それまでのトレンドが終了すると捉えることができます。つまり、トレンドの転換が起こると予測することができるのです

ピンバーの形で示唆する意味合いが変わってきます。ローソク足の実体が下部に位置しているものは、上昇から下降への転換を示唆し、実体が上部に位置しているものは、下降から上昇への転換を示唆しています。
例えば、上昇トレンドが起こっている中で、ヒゲが上に長く伸びているピンバーが現れた場合には、そこから下降トレンドに変化する可能性が高いと判断することができるのです。

ちなみに、ピンバーから投資家心理も見えたりします
先ほどの例に沿った場合、上昇トレンドが起こっている中でピンバーが発生すると、利益確定するトレーダーが増えていると読み取ることができ、そのポイントがトレーダーたちによって注目されている重要なポイントであると判断することができるのです。

2.ピンバーを使った取引方法

ピンバーを使った取引方法として一般的なのが、ピンバーが出現した際にトレンド転換が起こりやすいという特性を活かして、逆張りを仕掛けていく方法です。

レジスタンスライン・サポートラインを引いて、そのライン近くでピンバーが発生したら反発を狙って逆張りでエントリーをするといった手順が最もシンプルな手法です。
その他にも、ラインを抜けた後の戻りでピンバーが出現したらエントリー、トレンド相場での押し目・戻り目にピンバーが出現したらエントリー、などさまざまな状況下でサインとなりえるのがピンバーです。

3.ピンバー手法で勝率を高める方法

ピンバーが逆張りのサインであることは確かですが、信じ込み過ぎるのは危険です。
ピンバーの発生のみでエントリーポイントを探しても、根拠が薄いためなかなか勝率アップは図れません。しかし、他のツールと合わせて分析することで、エントリーの根拠を強めていくことができます。

ピンバーを使って勝率の高いエントリーをするために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

(1)マルチタイムフレーム分析を行う

投資をする上で、マルチタイムフレーム分析は欠かせません。
マルチタイムフレーム分析とは、異なる時間軸でチャートを見て分析をすることです。

ピンバーを活用する際は、時間足を切り替えてチャートを見ます。
上位足では、トレンドが発生しているか、トレンドの方向性は上下どちらかを確認します。下位足では、トレンドの勢いが落ち着いていて、逆張りが仕掛けられる状態かどうかを判断します。
このように、相場を複数の時間軸で見てトレンドの動きを確認をすることで、予測が当たる確率を高めることができます

(2)RSIを活用する

RSIは、オシレーター系インジケーターのひとつであり、逆張り手法の際にエントリーポイントを見極めるためのシグナルとして活用することができます。
RSIで表示される0~100の数値から、相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを判断します。数値が70以上の場合は買われ過ぎ、数値が30以下の場合は売られ過ぎとなります。相場の行き過ぎは、トレンドが反転する可能性が高くなるため、逆張りでエントリーする場合の根拠となりえるのです

このようにピンバーの発生に加えて、RSIを利用すればトレンド転換の可能性を数値でも判断できるため、より勝率の高いエントリーポイントを見つけやすくなります。

(3)ボリンジャーバンドを活用する

ピンバーに合わせて、ボリンジャーバンドというインジケーターを使うこともあります。
ボリンジャーバンドとは、移動平均線に標準偏差(データにどの程度ばらつきがあるかを表す数値)を盛り込んで、チャート上で表わされる価格帯(バンド)のことを言います。

通常はボリンジャーバンド内で価格が推移しているものですが、価格がバンドの一番外側の線に触るもしくは抜けた時には、異常値と見なされ反発が起こる可能性が強まるため、それを狙って逆張りを仕掛けられます。また、終値がバンドの一番外側の線をブレイクアウトした際には、トレンドが発生していることが読み取れるため、トレンド方向に順張りで仕掛けていくこともできます。

この特徴を利用し、ピンバーが出現し直前のローソク足よりも高値もしくは安値である場合に、ボリンジャーバンドに触れているもしくは突き抜けていれば逆張りでエントリーするチャンスと見なすことができます。
反対に、ピンバーが発生していてもボリンジャーバンド内に入っていると、トレンドが止まることなく価格は一方向にどんどん進んでいってしまう可能性があります。つまり、ボリンジャーバンドを表示させることで、無駄なエントリーを回避でき、負けを減らすことができるのです

焦ってピンバーを見間違えないことと、ピンバーが直近に比べ最高値または最安値になっているかをしっかり意識すれば、ピンバーとボリンジャーバンドを合わせることで勝率アップが図れます。

4.ピンバーを使う時の注意点

(1)取引時間は長めにする

ピンバーが発生したからといって、すぐに相場が反転するわけではありません。そのため、あまりにも短期の取引にしてしまうと、相場が反転する前に取引が終了してしまう恐れがあります。一概にこのくらいと言えるものではありませんが、短期足よりも長期足の時間単位に合わせて、取引時間を決めるようにしましょう

(2)高値・安値のポイントに絞る

例えば、上昇時にピンバーの発生より前のローソク足が最高値になっている場合には、エントリーは避けた方が無難です。
ピンバーは高値圏や安値圏でこそ効果を発揮する手法であり、中間圏で発生したとしてもそれはダマシ(予想とは逆をいく値動き)になってしまう可能性が高いです。
このダマシを回避するための策が、前述したインジケーターの活用です。特にボリンジャーバンドを活用することによって、相場の高値圏・安値圏を視覚的に分かりやすくし、勝率の高いエントリーポイントを探しやすくすることができるのです。

(3)ピンバーの形に注意する

ピンバーには、良い形と悪い形があります。
相場のトレンド転換が起こりやすいとされているのは、以下の条件に合うピンバーです。

  • 実体の長さと比べて、ヒゲの長さが3倍以上になっている
  • 実体がヒゲの先端から20~30%くらいに位置している

もしヒゲが長かったとしても、実体がヒゲの真ん中あたりに位置しているような時は、トレンド転換が起こる可能性は低いと判断できます。
すべてのピンバーに反応するのではなく、ピンバーの形でもエントリーポイントかどうか判断できるようにしておきましょう。

(4)慌ててエントリーしない

上述したように、ピンバーが出現してから相場の流れが反転するまでには、時間がかかる場合が多いです
例えば、上にヒゲが伸びたピンバーが発生したとすると、売り注文が増えていることになりますが、買い注文の勢力も存在し抵抗をするため、狭めの値幅でしばらく上下するタイミングができることもあります。そのため、ピンバーが出現したからと慌ててエントリーしてしまうと、予測が外れてしまう可能性もあるのです。確実なトレンド転換を確認してからエントリーするなど、落ち着いてチャンスを待つことを心掛けましょう。

5.まとめ

今回の記事で、ピンバーとはどういったもので、どう活用するのかをご理解いただけたでしょうか?

実際の相場ではそれほど頻繁に出現するものではありませんが、出現した際にはしっかり捉えてエントリーポイントを逃さないようにしたいものです。
しかし、意気込み過ぎて、ピンバーが出たからといって焦ってエントリーするのは禁物です。勝率を下げないためにも、エントリータイミングの見極めが肝心となりますので、そのあたりは何度も経験を積むことで慣れていく必要があります。一度のエントリー金額を少額にして数をこなすのでも、バイナリーオプション業者が提供するデモトレードのサービスを使い地道に練習するのでも良いと思います。試行錯誤しながら、ぜひ自分の手法として身につけていただきたいと思います。

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バイナリーオプション取引ではブレイクアウトを利用しよう!

バイナリーオプションを攻略するための方法のひとつに、ブレイクアウトを利用してエントリーする手法があります。

ブレイクアウトは、トレンド転換を見極める重要なポイントであり、タイミングを見計らいエントリーすれば勝率アップが見込めます。

今回は、そのブレイクアウトについて見ていきたいと思います。

1.ブレイクアウトとは?

ブレイクアウトとは、チャートが上下する中で何度も反発を起こすラインを越えて、大きく上昇または下降する相場状況のことを言います。
一定の値幅をチャートがうろうろするレンジ相場から、上下どちらかに抜け出ることをレンジブレイクと言いますが、これもブレイクアウトの一種です。

ブレイクアウトを狙う手法は、投資を行う多く人に取り入れられています。
もちろんバイナリーオプションを利用する人達にとってもメジャーであり、有効な手法として好まれています。

2.なぜブレイクアウトが発生するのか?

今まで一定の動きを継続していたチャートが、なぜ突然大きく動き出すのでしょうか?
その背景を知ることによって、相場を理解することができ、バイナリーオプション取引においての優位性が増します。

為替相場には、買いたいトレーダーと売りたいトレーダーがそれぞれ存在していて、常に売買を行っています。そして彼らは、自身の予想と反対方向に相場が動き出すリスクを回避するために、ストップロスオーダー(逆指値注文)を準備しています。ストップロスを置くポイントとして有効的なのが、つい最近の高値と安値になります。そのため、高値と安値のポイントでは、通常の注文にストップロスオーダーが加わるため、値動きが大きくなりブレイクアウトが発生するというわけです

しかし、高値や安値のポイントで必ずブレイクアウトが発生するということではありません。リスク回避のために、ブレイクアウトを使ったエントリーでは、ブレイクアウトの前ではなく後にエントリーを行うことが推奨されています。

3.ブレイクアウトで勝率を上げる方法

(1)ローソク足のパターンを理解する

ブレイクアウトを使った手法を身につけるには、まずローソク足のパターンを理解しておく必要があります。

重要なローソク足のパターンは4つあります。

  • 大陽線、大陰線 ・・・周囲と比べて明らかに実体が縦に大きく伸びているローソク足
  • 丸坊主 ・・・実体のみでヒゲがないローソク足
  • 寄り付き坊主 ・・・始値側にヒゲがないローソク足
  • 大引け坊主 ・・・終値側にヒゲがないローソク足

ヒゲが短い、またはないということは、値動きにブレがなく、トレンドに勢いがあるということを表わしています
また、大陽線と大陰線に関しては、一時的なトレンドではなく、そのトレンドが長く続くことが期待されるため、ブレイクアウトと組み合わせることによって、エントリーの根拠を強めることができるのです。
このように、ブレイクアウトに注目する場合には、ローソク足についての知識を蓄えておきましょう。

(2)ラインを活用する

ブレイクアウトが発生した後の値動きを予測するためには、チャート上にラインを引いておく必要があります。
なぜなら、ブレイクアウトを素早く判断するためには、チャートがよく反発しているポイントを認識しておく必要があるからです
下限で反発するポイントにラインを引いたものをサポートライン、上限で反発するポイントにラインを引いたものをレジスタンスラインと言います。この2つのラインの間で上下していたものが、ラインを抜けた時がブレイクアウトとなります。

この2種類のラインは、ブレイクアウト後に役割が変化します。上昇してラインを超えた場合はレジスタンスラインがサポートラインになり、下降してラインを超えた場合はサポートラインがレジスタンスラインになるのです。この現象はチャート上では連続して起こり得ることであり、一定の間隔で縦に水平ラインが何本も並んだりします。つまり、チャートが上下する価格帯はある程度一定で、その価格帯が時間と共に変わっていくイメージです。
この現象を利用した取引手法を、ロールリバーサル手法と呼びます。これはブレイクアウトした後に、またブレイクしたポイントまで価格が戻ってくるタイミングの反発を狙う手法となります。逆張り手法になりますので、初心者向けとはなりませんが一つの手法として覚えておくと良いでしょう。

ラインを活用しなければ、ブレイクアウトが発生していることは判断しづらくなります。視覚的にも分かりやすくするために、レジスタンスライン・サポートラインの引き方は学んでおくようにしましょう。

(3)トレンドの発生を狙う

ブレイクアウト後には、相場でトレンドが発生する可能性が高いです。
高値を超えた場合には上昇トレンド、安値を超えた場合には下降トレンドが起こります。
そもそも反発ポイントとなっていた箇所を超えるということは勢いがあるということで、またある一定の間隔で上下していた期間が長いほど、ブレイクアウト後のトレンドは大きくなる傾向があります。
この大きなトレンドに乗って順張り手法でエントリーしていくのが、ブレイクアウトを活用した基本的な手法になります
しかし、大きなトレンドが発生しているからといって、チャートがシンプルに分かりやすく一方向に動いていくわけではありません。細かくチャートが上下しながら動いていくため、もしタイミング悪くエントリーしてしまうと負けてしまいかねません。

その解決策として、トレンドラインというものを活用します。
トレンドラインの引き方は以下の2つです。

  • 上昇トレンド ・・・直近の高値をブレイクした後に、起点の安値と直近の安値を結ぶ
  • 下降トレンド ・・・直近の安値をブレイクした後に、起点の高値と直近の高値を結ぶ

ここで注意すべきポイントは、ブレイクアウトしたからと慌ててトレンドラインを引かないことです。エントリーポイントを逃したくなくて急いで引くと、間違ったラインを引いてしまい全く効果がなくなってしまいます。
ブレイクアウト後のチャートの動きには2パターンあり、押し戻ししながらトレンドになっていくパターンと、ブレイクアウトしたら急激にトレンドが起こっていくパターンがあります。後者の場合は、急角度でチャートが動いていくこともあり、トレンドラインを引いているとエントリーチャンスを逃す恐れがありますので、タイミングを見計らって活用するようにしましょう。

(4)反発を狙う

ブレイクアウト後には、一度トレンドとは逆方向にチャートが動くタイミングがあります。この特徴を利用すれば、逆張り手法でエントリーすることもできます。

しかし、ラインを引いてブレイクアウトを確認するだけでは、判断材料としては不十分です。そこで利用するのが、RSIというオシレーター系インジケーターです。
RSIは、相場の状況が買われ過ぎもしくは売られ過ぎであるかを判断するための指標で、もし買われ過ぎ・売られ過ぎの場合は、トレンドが大きく反発する可能性が高いと判断できるのです
例えば、ブレイクアウトの発生を確認し、ローソク足の形で勢いが強いことを確認し、RSIで反発する可能性大と判断したら、トレンドが転換する可能性が高いため、逆張りを狙えば勝率が高まるのです。

もしブレイクアウトを使った逆張り手法を試してみたい方は、RSIはかなり重要なツールとなりますので、しっかり学んでおくようにしましょう。

4.ブレイクアウトを活用する時の注意点

(1)ダマシ

ブレイクアウトを使った取引方法では、ダマシに気をつけなければいけません。
ダマシとは、価格がラインを抜けてブレイクアウトが発生したと思っても、その後また価格がライン内に収まってしまうことです。この現象にハマってしまうと、せっかくチャンスだと思ってエントリーしたのに負けてしまいます。

ダマシの回避策としては、必ずローソク足の大陽線と大陰線が出ているかを確認しましょう
また、RSIなどのインジケーターをうまく利用することでエントリーの根拠を強め、落ち着いて判断するようにしましょう。

(2)経済指標の発表時

ブレイクアウトが発生する原因によくなるのが、経済指標の発表です。
経済指標が発表される前後のタイミングは、相場が大きく動きやすいため、ブレイクアウトも発生しやすくなるのです。
しかし、これをチャンスと侮ってはいけません。経済指標の発表はイレギュラーなことです。相場が予想もつかない値動きをする可能性も大いにあるため、通常の手法では通用しない場合もあります。
経済指標の発表前後は、なるべくエントリーは避けるように心掛けるのが無難です

5.まとめ

ブレイクアウトがどういうものか、ご理解いただけましたでしょうか?

ブレイクアウトを利用したエントリー方法は、よく知られている方法ではありますが、タイミングに気をつけたり、使いこなすのはなかなか難しいかもしれません。
ですが、デモトレードを活用するなど、慣れるまで続けていけば相場の理解度も深まり、エントリーのタイミングも掴みやすくなるでしょう。バイナリーオプション取引に活かせる手法であることは確かですので、ぜひ学んでいきましょう。

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