あなたがバイナリーオプションで負けてしまうのは、なぜでしょうか? その原因を探り、負けないような取引に変えていくことができれば、勝率はどんどん上がっていきますよね。
バイナリーオプションでの「負け」は、上がるか下がるかの予測が外れたということです。予測が外れたことを「運が悪かった」で済ませていては、ただのギャンブルで終わってしまいます。
負けてしまったのは、取引時間の問題なのか、スキルの無さなのか、手法が合っていないのか、原因をはっきりさせましょう。
今回は、バイナリーオプションで負けてしまうのはなぜなのか? その原因と解決策をご紹介します。
バイナリーオプション取引で負けてしまう人
バイナリーオプション取引で負けてしまう人には、取引の仕方であったり、取引の際の精神状態であったりなど、さまざまな理由があります。実際にバイナリーオプション取引で負けてしまったエピソードをご紹介します。
バイナリーオプションについて質問します。以前に大負けしまして、その後はデモトレードで練習して、自分なりのやり方を模索している所です。デモで勝率が7割に行き、これなら大丈夫かも!と思っても、次の日には5割を切るということが多いです。糞チャートで、自分の勝手な思い込みで、上がるかも、下がるかもと思って入ってしまっているのが原因かと思います。
引用:Yahoo!知恵袋
バイナリーオプション取引で、安定して勝率60%を出せるようになると、やっと利益が出てきたと実感できます。ですから、この方のようにデモトレードで勝率70%を出せるようになったとしたら「大丈夫かも」と思うのも当然ですよね。
これに対する回答として、勝率が何%かは回数を重ねないと正確に出ないということでした。年単位のバックバックテストが必要になるということです。
また、このようなエピソードもあります。
バイナリーオプションで6ヶ月で800万負けました。先月までマイナス500でしたが、トランプ相場で負けてあつくなり、今月に入ってマイナス800万まで膨らみました。
もう資金がありません。取り返すのに何年かかるのでしょうか。。。
引用:Yahoo!ファイナンス
バイナリーオプション取引で一番怖いのは「次は勝てるかも?」という根拠のない取引を繰り返して損失を大きくしていってしまうことです。
この方の場合も、マイナス500万円の時点ですでに大きすぎるほどの損失を抱えています。ですが、負けたことで冷静さを無くして勝てない取引をしてしまったことで、さらに損失を増やしてしまいました。
どうして負けてしまうのか? 〜考えられる9つの理由
バイナリーオプション取引で負けてしまう原因を、9つに分けて考えてみます。
- 根拠がない取引をしていないか
- インジケーターの表示が多すぎないか
- 回数が多いだけの取引になっていないか
- 取引時間が足りているか
- 冷静な取引ができているか
- 資金管理など自分のルールを守って取引ができているか
- ツール頼みになってしまったり、教えてくれる人の言う通りになっていないか
- 自分のやり方だけにこだわっていないか
- バイナリーオプションの知識や取引の経験を積んでいるか
1. 根拠がない取引をしていないか
どうしてここでエントリーしたのかという根拠が無いままに取引をすると、勝ったり負けたりと利益になりません。ギャンブルであれば、それでも良いのかもしれませんが、バイナリーオプションで安定して利益をあげようと思っているなら、この先の相場がこう動くから上がる(下がる)という根拠が必要です。
一回の取引で勝てた際に、その取引が再現できなければ再度勝つことはできません。逆に負けた際には、どのように取引したのかをわかっていなければ、また同じような場面で負けることになります。
<解決策>
- 上がるか下がるか、当てずっぽうで取引をしない
- その日の取引をトレードノート(エントリーした理由・時間・通貨ペア・勝敗など)につけ、なぜ勝てたのか、またなぜ負けたのかを把握する
- 確実に勝てるポイントでエントリーする
2. インジケーターの表示が多すぎないか
- インジケーター:チャートを分析するために使うツールで、エントリーポイントを決める補助的役割をするもの(移動平均線・ボリンジャーバンド・RSI・ストキャスティクスなど)
インジケーターはたくさん使えば使うほど勝てるものではありません。インジケーターを使っているのに負けてしまうのであれば、そのインジケーターの特性をよく理解できていないと考えられます。
<解決策>
- ひとつひとつのインジケーターの特性を理解する
- トレンド系インジケーター
- 移動平均線
- ゴールデンクロスやデッドクロスは、あくまでもエントリーの可能性
- RSIとの併用がおすすめ
- ボリンジャーバンド
- 値動きの幅を表示するもの で、単独で使用しても上がるか下がるかの予測は困難
- 移動平均線やRSIと併用することで、価格が上がるか下がるかの判断ができる
- 移動平均線
- オシレーター系インジケーター
- RSI
- 価格の上がり始め、下がり始めを見極めるのに適している
- ストキャスティクス
- RSIやボリンジャーバンドと併用することで、逆張りエントリーの確実性が増す
- 50%を中心として、リズムが一定して綺麗な波動になっているタイミングで使うと良い
- RSI
これ以外にもインジケータはいろいろあります。自分の取引手法にあったもの、相性の良いものを見つけてみてください。
3. 回数が多いだけの取引になっていないか
バイナリーオプション取引は、ただ回数を重ねるだけでは負けは減っていきません。1日10回以上取引しても、勝てるチャンスがあるのはほんの数回でしょう。当てずっぽうの取引をしても勝率は50%を超えることはありません。
賭け金を少なくしているからといって、その分取引回数を増やしたところで同じことです。
<解決策>
- 勝てるチャンスのあるところで取引するために、取引回数を減らし一回一回の取引に集中する
- チャートを分析して勝てる条件にあった時だけ取引をするようにする
4. 取引時間が足りているか
勝てる取引をするためにはチャートの分析が大切なので、どれだけ相場を見ているかが重要になります。スキマ時間にちょっと相場を見ただけでは、それまでどのように動いていたのか、これからどう動くかを予測することは困難でしょう。
<解決策>
そこまで相場を見ている時間が取れないという人もいらっしゃると思います。相場は取引する曜日や時間帯によって動きの癖が出てきます。取引をする時間が限られている場合には、ある程度相場の動きが予測できる時間帯に絞ってみるのはいかがでしょうか?
- 東京市場のオープンしている時間帯:午前中には仲値が決まる時間帯があり、円高ドル安の緩やかなトレンド相場になる傾向がある。ゴトー日が重なることで、その傾向はさらに強く順張りに適している。午後は、穏やかなレンジ相場となり、逆張りに適している
- ロンドン市場のオープンしている時間帯:取引量が多いために値動きも激しく、トレンドが発生しやすい時間帯。ただし、ロンドンフィキシングの時間帯(日本時間:24時ころ)は注意が必要
- ニューヨーク市場のオープンしている時間帯:この時間帯は、ロンドン市場とも重なるために取引量が増え、トレンドが発生しやすく順張りに適しています。
このように、自分が取引できる時間帯の癖を知り、勝てる手法を使うことで負けない取引になります。
5. 冷静な取引ができているか
バイナリーオプションはFXに比べ、勝敗が割とすぐにわかるため、精神的なストレスがかかりやすくなります。ですから、根拠のないエントリーをすることで、どうして負けたのか原因がわからずに次の取引で取り返そうとしてしまいます。
<解決策>
- 一回の取引で損失が出た場合には、休憩を入れる
- どうして負けたのか(勝てたのか)を確認してから、次の取引へ進む
6. 資金管理など自分のルールを守って取引ができているか
自分の資金を守るためのルールを作っていますか? ルールを守って取引していくことは非常に大切なことです。
損失が出てしまうと焦ってしまったり、勝ち続けているともう少しだけ取引したいと思ってしまったり、ついルールを無視してしまいがちです。
ですが、バイナリーオプションで安定して利益を出し続けるためには、常に自分で作ったルールの範囲内で取引することが重要です。
<解決策>
- 1日の取引回数・賭け金は資金の3〜5%内にする・資金がいくらになったらやめるかなどルールを決め、守って取引する
- 取引に負けたら次の取引まで時間をおく
7. ツール頼みになってしまったり、教えてくれる人の言う通りになっていないか
バイナリーオプションで使えるツールはいろいろありますが、ツールを使ってもなかなか勝てないとしたら、バイナリーオプション取引のスキルや知識が足りないのが原因でしょう。ツールはあくまでもエントリーポイントを決めるための補助にすぎません。
また、エントリーポイントを指示するシグナル配信を利用している人もいらっしゃると思いますが、あまりに依存しすぎると自分で相場を見ることも無くなります。どうして負けたのかわからないままなので、いつまでも勝てるようになりません。
<解決策>
- ツールはあくまでもエントリーポイントを決めるときの補助として考える
- バイナリーオプションの知識・スキルを磨く
8. 自分のやり方だけにこだわっていないか
バイナリーオプション取引で、自分の手法にこだわってやることも必要ですが、取引で負けている原因がそこにある場合があります。この場合「絶対このやり方で勝てるはず」と信じて取引を続けるべきでしょうか?
取引で負けたということは、その手法が間違っていたのではないかと、見直さなければなりません。
<解決策>
- 勝っている人のブログや本などを参考にする
9. バイナリーオプションの知識や取引の経験を積んでいるか
バイナリーオプション取引を何も知識がない状態でやると、ただのギャンブルになってしまいます。勝率50%では安定して勝ち続けることは無理です。また、バイナリーオプションの経験が少ないと、判断も弱いので負けやすくなります。
<解決策>
- デモトレードで取引の経験を積む
- 初めのうちは、賭け金を少なくしておく
まとめ
- どうしてバイナリーオプション取引で負けてしまうのか? 〜9つの原因
- 根拠がない取引をしていないか
- 当てずっぽうで取引しない
- トレードノートをつける
- インジケーターの表示が多すぎないか
- 自分の手法にあったもの、相性の良いインジケーターを見つける
- 回数が多いだけの取引になっていないか
- 一回一回の取引に集中する
- 取引時間が足りているか
- 相場の動きが予測しやすい時間帯を狙って取引する
- 冷静な取引ができているか
- 損失が出た場合は一旦休憩する
- 資金管理など自分のルールを守って取引ができているか
- 取引のルール(1日の取引回数、賭ける金額など)を作る
- ツール頼みになってしまったり、教えてくれる人の言う通りになっていないか
- ツールはあくまでもエントリーポイントを決めるための補助と考える
- 自分のやり方だけにこだわっていないか
- バイナリーオプションで勝っている人のブログや本などを参考にする
- バイナリーオプションの知識や取引の経験を積んでいるか
- デモトレードで取引の経験を積む
- 初めのうちは賭け金を少なくする
- 根拠がない取引をしていないか
いかがでしたか? 今回は、バイナリーオプション取引で負けてしまう原因と、その解決法についてご紹介しました。
あなたが取引で負けてしまう原因は、この中にあったでしょうか?
バイナリーオプション取引では、負けてしまうことも当然ありますが、決してギャンブルではないので、きちんと敗因を調べて手法を改善していくことで、勝ちを増やすことはできます。
バイナリーオプションと対照的に、仮想通貨は値上がりの幅がとても広いので仮想通貨の保有もした方がよいです。
特に龍馬コインや武蔵コインなどは、プレセール中に買っておくと値上がりが非常に激アツに期待できるコインですので、持っておいて損はないです。
バイナリーオプションは結果がわかるのが早いので、「負け」になってしまうと、精神的に焦ってしまいます。一回の取引を丁寧に、根拠を持ってエントリーをして、負けない取引を目指してみてください。